うまくのブログ

大学生になりました。写真はアマチュアのチュア

光線

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一目見ようとしただけなのです。

あなたの横顔を見たらすぐに逸らそうと思ったのです。

 

見なければよかった。もし見なければ、

一日の残りの時間をそつなくこなし、日常を謳歌できたはずだったのに。

 

あなたの目はまっすぐ光のごとく私の姿を捉え、

優しいあなたのはずなのに、冷たく感じました。

 

あなたの視線から私は逃げることができませんでした。

動くことができないまま、視線は矢のごとくそのまま私の心を射抜きました。

 

時がとまり、息がつまり、溺れたように身動きがとれなくなりました。

苦しいはずなのに心地よい。

 

次があるのであれば、先に私があなたの心を溶かしたい。

そう思うばかり。